■ ID | 463 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | VOCモニタリング調査における試料採取時間等による誤差要因の検討 |
■ 著者 | 竹内庸夫
埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第46回大気環境学会年会、平成17年9月9日 |
■ 抄録・要旨 | 有害大気汚染物質調査の一環として、揮発性有機化合物(VOC)のモニタリングが各自治体で実施されているが、その結果は年平均値として評価されている。しかし、通常、この調査は毎月1回24時間採取で行われているので、年間12回の平均値を年平均値と見なして運用されているのが実状である。この結果の算定に当たり、誤差をどの程度含んでいるのかを検討した。
埼玉県騎西町において大気VOCモニターで得られたベンゼンと1,3-ブタジエンの連続測定結果を使用した。現行の方法を想定して抽出した年間平均値標本の84%が真の年平均値の30%誤差範囲に入ったので、これだけの誤差があることを考慮して結果を評価する必要があることが分かった。さらに、1週間採取を行えば、年間平均値の信頼性が大きく向上することが分かった。また、採取曜日の偏りによる誤差、採取時間が24時間から過不足になることによる誤差についても試算した。 |
■ キーワード | 有害大気汚染物質、揮発性有機化合物、年平均値、採取時間、ベンゼン、1,3-ブタジエン |
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